ギリギリchop

どうも。ギリギリ学生の森です。

修了できました。学位記は実家なのでちょっと不安です。

さて、修了にあたって挨拶を書こう書こうと思っていたのですがごたごたしてしまいここまで来てしまいました。最後の挨拶として新入生向けて書きます。

ここでの新入生は大学院に入学する方達を指します。

新入生向けといっても主に大学院の2年間の反省です。


まず研究しないとだめです。話はそこからです。学部と同じ感覚だと痛い目にあいます。僕はあいました。修了できるだけの研究成果が必要です。当たり前ですが。

学部は99.9%部活脳ができますが、大学院は研究室にもよるでしょうが40%が限界でした。部活脳でごり押しベストは無茶です。そして学部と立ち位置が違います。学部4年の部の主体感は無くなりました。居場所が揺らぎます。競技する同期が減りました。評定で同期1人は4年と落差があってきついです。

これらが自分が大学院で陸上を続けて躓いた点です。そのため、学部時代とは違う陸上の練習スタイル、評定の立ち位置が必要です。

さて自分はどうだったか。ダイジェストを書きます。

まず陸上していたモチベーションは学部時代の忘れ物である「20kmW94分切り」を達成することでした。自分が陸上をしていたことを記録で欲しいと考えていたからです。

大学院1年は前半(7大まで)は無理やり「部活脳」で対処してましたがガタが来ました。後半は「割と無茶では?」と目標を見失っていました。ここで50kmWを意識。中川がパッカーンしたのもあって就活前は後輩が頑張っている姿をトラックで見るだけの観客でした。大学院2年前半は、研究主体の生活、ボッチ練に慣れてきたが就活が始まりやり直しになるも程よい練習サボりでコスパの良い記録が出ました。しかし一つのボーダーにしてた北日で爆死。ここで20㎞Wが間に合わないと判断しました。目標を50㎞Wにシフトも考えるも夏の距離練で高畠の制限タイムを切れそうにないので断念しました。そんな中知った「20000mW98分で伊藤前監督(専攻の先輩)越え」がまだ可能ではと目標を20000mWにシフトしました。そして練習内容、フォームを1から見直しました(ここ転機)。夏を越え10月の高畠は間に合わないも「これ学部の自分(3年の12月)を倒せるでは」と着実な成長に自信がでました。裏で研究が山を越えジャックポット状態に。そして11月末。練習と研究がイケイケ状態で思い立ってひろしま県央に当日券で移動しベストを更新しました。ついでに5000mWも舐めプで更新。が、肝心1月の20000mWはDNF。引退試合を3月に5000mWにしてベスト更新めざすも中止になり、修了。


何だかんだドロップアウトしながらも陸上を続け、M2で軌道に乗りました。その時さっきの躓いた点を克服しました。さてどうしたか。

・ボッチ練に慣れる

時間が合わないのでボッチ練(ここではポイント練習を一人で行うことを指します)をする機会が増えます。ずっとボッチ練できるメンタル強者は院生陸上は怖いものなしですが弱者の僕はそうではなかったです。結局ボッチ練を続けるコツはボッチ練の連続を避けることでした。ボッチ練はだんだんモチベーションが下がってしまいます。同じメニューではなくともいいので誰かと同じ場所で練習することでモチベーションは維持できます。ボッチ練なら自分に都合のいいメニューや設定ができるのはメリットですが、給水とか専用の対策しないときついです。自分はボッチだと距離踏みができなかったので(5+4+3+2+1+2+3)とか分割して自分を追い込んでいました。

・ 練習できる下級生(1年2年)がいる

後輩と壁があると辛いです。M2になると合練行ってもM1すらいないとかざらです。そして合練行けない日に練習するぐらいの後輩や同期がいるとボッチ練を回避できてモチベーションが高まります。就活中も中川と時間合わせて練習したり動画撮ったりしたことで腐らなかったです。織田ええぞ織田。

とどのつまり同期と後輩に恵まれたので結果が出せたと振り返ります。ありがとうございました。

しかしこの2つだけでは11月のベストにまで届かなかったと思います。最後は何か。

・健康な生活

規則正しい生活が大事です。学部以上に繊細にならないとだめです。

そのために運動するのがいいです。

研究するには元気がいります。元気になるにはよく食べよく寝ないとだめです。よく食べよく寝るにはラボ籠りは悪です。運動することでよく食べよく寝ることができます。すると元気が出て研究に集中できます。集中することで進捗が生まれやすくなります。陸上する余裕ができます。陸上するとよく食べよく寝られます。以下ループで陸上と研究が両立できます。研究のために陸上し、陸上のために研究する状態が一番モチベが維持できます。

この2年間これを欠かせなかったのでドロップアウトして復帰しても回復は速かったです。健康大事。


まとめ

自分は長距離みたく大学駅伝という院でも部員として挑める目標がなくても、全国レベルの競技力が無くても自分なりの目標さえあれば腐らずに陸上競技部として陸上ができることを証明したくて、1月までやってきました。多少アドバンテージ(恵まれた後輩と同期)はあったにせよ学部時代を越え自己ベストを更新した一つの例として示せたのではないかと思います。


一行でまとめると

陸上したけりゃ研究しながらしよ。せめて健康のために運動しよ。


東北大学学友会陸上競技部 競歩パート

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